もはや犯罪?予算確保の為に上司の飲み代を部下が支払う謎システム

その会社は、もちろんもう辞めましたが、以前いた会社は、部下が上司の飲み代を実質的におごらなければいけないという最悪なしきたりがありました。

そこは営業部門だったので、営業経費という予算が割り当てられています。

つまり、取引先を飲みに連れて行ったり接待する費用が割り当てられていたのです。

しかし実際のところ、接待に応じてくれるほど良好な関係の取引先が多いわけではなく、予算確保のために自分たちで飲みに行って、飲み屋で領収書を切って、適当な取引先名を書いて、接待をしたと捏造して営業経費の枠を使い切るという行動がまかり通っていました。

 

もちろんその時点でブラックですが、その営業部門の課長がワンマンで仕切っていて、その領収書を決済するのも課長自身なのでそんなことがまかり通っていました。

そもそもその方針を推し進めているのが課長です。

 

そして、その課長は飲み好きで、毎日部下の誰かを誘っては課長と1対1や1対2で飲みに行っていました。

近所の中華料理屋だったり、居酒屋だったり、課長行きつけのママのいるクラブです。

 

そしてそういった飲み代を、最後の会計の段階になると課長が「お前、領収書を切って払っておけ。」と言って、部下が立て替えてその費用を支払います。

そして翌日、部下はその領収書をつけて社内決裁のために、適当な取引先名とお客さんの名前を書いて接待をしたことにして当の課長に決済をもらうことになります。

 

もちろん営業経費の枠を使い切らないといけないので、課長の機嫌がいいときはその接待報告書が嘘なことを把握しながら決済します。

 

しかし課長の機嫌が悪かったり、あえて部下に対して影響力を保ちたい時は、その場に自分がいたにも関わらず

「取引先の〇〇さんと本当にこんな安い居酒屋に行ったのか?」

「〇〇さんは中華料理は好きじゃないはずだろ?」

「〇〇さんは妻子持ちなのに3次会でこんなクラブに本当に行ったのか?」

とこれみよがしな質問をしてきます。

そしてその領収書を付き返してくるのです。

 

そのような領収書の決済率は大体4割ぐらい、つまり残りの6割は実質的に部下が自腹で課長の飲み代をおごらなければいけないというシステムです。

 

私の場合は課長に目をつけられるのを覚悟で、飲み会を無理矢理断ったりしていたので、被害額は3年間で10万円以下に抑えることができました。

しかし気の弱いひとつ上の先輩は、そういう無理やりな誘いを断ることができないまま、別の支店に転勤になりました。

 

その時点でその先輩が机の中に溜め込んでいた4年分の領収書の総額は40万円を超えていました。

つまり先輩は課長との飲み代を40万円自腹で支払ったことになります。

 

そんな社内規定違反の犯罪まがいの課長の横領行為が暗黙の了解で認められていたというのも、その課長が課の運営や予算を一人で握っていた超絶ブラックな体制が原因だと思います。

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